忍者ブログ

アルミビジョンのブログ

某所から移転してきました。 主に音ゲーシミュ用の何かとDTM。

Boundaryサントラ[緑]とリマスターサントラ[赤][橙]にまつわる何某
○はじめに
Boundaryサントラ連続リリース、ついに最後まで終わりました。
8年越しの宿題をようやく片付けられました。

最後の最後の更新をやったのが2017年、その後仕事と個人サークルのタスクで忙殺されていて手が付けられず、ズルズルと後回しにした結果2023年後半の無職期間にガッツリ手をつけることになりました。
といっても、当時はあんまりよくないミックスのやり方をしてたけど変える理由もなかったので、基本的には過去データを入れてるストレージを調査して、データが見つかったものは2mixを書き出しなおして、Ozoneのオートマスタリングに流し込んで……というルーチンが基本的な作業でした。
いくら何でも当時よりは技術があるとはいえ、ジャンルもクオリティもバラバラな120曲近くを画一にマスタリングするのは人力じゃ無理です。

当初は「自分好みの譜面を作るツール」だったとはいえ、10年くらい曲作りをやってきて最初の4~5年の音楽が『裏』に塩漬けされたままになってたのはなんだかよくないなとは思ったので、『表』に出せたのはよかったなと思っています。

○Evergreen Destruction期について
Heavenly Orange期が終わったあたりで、実社会では研究室配属になり、
定期更新自体が完全に無理になり、ここから最後まで不定期更新になりました。
当時も同人音楽という概念の存在自体は知っていましたが、積極的に触れに行ってはなかったので、結局のところ「既存の音楽ゲームを遊んで/聴き込んで曲作りする」というスタイルは変わらなかったと思います。
あと昔から私とつるんでくださってる方はご存じとは思いますが、2014年終盤~2015年にかけて本家でブチギレた案件があって……
今思い返すと大分ギルティな言動してましたなあと反省していますが、それはともかくその影響で楽曲的にも譜面的にも、あとイベント的にも「逆張り」的な要素がかなり見られた時期かなと思います。

音楽面の転機となったのが、配信回で言うと第15回配信のころで、
当時の白曲足譜面パッケージの横のつながりの影響で、ちょうど今年(2024年)初頭に復活したparty nite mixのオリジナル曲を再評価する機会がありました。
2015年当時を起点にしても最低7年前の楽曲群にはなりますが、どこの界隈でも起こるレアグルーヴムーブメントみたいなものがステマニ界隈でも起きたわけで、
その後からBoundary含め各パッケージで散発的に、Prismatical Material Recordsが作ってたスタイルの楽曲のリバイバルみたいなのが見られるようになりました。
私含めて白曲パッケージで曲を作っていた人が少なかったという傍証でもあります。
実際この時に改めて色々と研究した結果相変わらずメイン音源はSC-D70なのに(主観的には)出音がかなり良くなっているので、今回のサントラ作業で聴きなおして、改めて「我流で突っ走らずにあのタイミングでやってよかったな」と思いました。

本当は大学院を卒業して就職するタイミングで完結させるつもりでしたが多少やり残しが出てしまったので続行。
2017年終盤になってようやく幕を下ろすことができたのでした。
その後の私がどうなったというと、お読みの皆様もご存じの通り、
実質的な続編パッケージ「Outsider」を経由して個人サークル「アルミビジョン」として、マイペースに音楽活動を続けているわけです。
つづく。つづくったらつづく。

○楽曲解説
勘弁してください。解説のためにもう一度7~8年前の自分の曲を全部聴き返すのは私のメンタル的にキツい。
強いて今でも聴けたり胸を張っておすすめできたりするのは、
~#3 Evergreen Destruction~の
・Tr. 04 In Urban Corner
・Tr. 09 Odd Numbers
・Tr. 18 reiβen
・Tr. 28 Memory of Thorn
・Tr. 33 Heavenly Depression
・Tr. 42 Evolving World
~#4 Curtain Call~の
・Tr. 01 Brutish Blade Runner
・Tr. 07 Future Vision (Stream MX)
・Tr. 21 Blue is the Trance 2016
・Tr. 29 DIAMOND IN DIRT
・Tr. 39 Back to 1993
でしょうか。
11曲あると書けば多いように見えますが、新規に出した2枚のうち11/83しか自信ないってことは87%くらいはキツいということで……




ということで、8年越しに最後の宿題を片付けたので、初代Boundaryはこれでホントに終わりです。よっぽどのことがない限り追加コンテンツが生えることもないですし削除されることもないでしょう。
先述の通り個人サークルとして音楽は作り続けていますし、使ってるシミュレータは変わりましたがBoundaryの名前を受け継いだ新シリーズもやっているので、そちらも追っていただければと思います。
では、また近いうちに。

2024/3/2(都合でリリース当日に書けなかった)
ナイラー / アルミビジョン
PR

コメント

コメントを書く