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ASUS ROG ALLY、なんか結構売れてるみたいです。おや? pic.twitter.com/GJRfTmqvOv
— ナイラー/アルミビジョン@秋M3 F-07b (@Niler_jp) July 28, 2023
私も良くない理由も含めた色々な理由で欲しくなり、先月末確保しました。
1か月ちょっと使ってみてメリット・デメリットが見えてきたので書き残しておきます。
メリット
・携帯ゲーム機として見ると負荷が高いゲームも遊べる
これはメーカー的にはあくまでゲーミングPCである、というところもあるのですが、
コンシューマー機では実質現状唯一といっていいSwitchに比べるとスペック限界がもう少し上にあるようで、
設定さえしっかりすれば2023年現在あるゲームはだいたい遊べます。
・FHDのタッチパネルがついている
物理サイズは7インチ程度ですが、かなり反応のいいタッチパネルが装備されています。
デメリットの方で後述する点もありますが、タッチパネルのおかげで想像よりは快適に操作できます。
・根本的にWindowsPCである
個人的にALLYで一番強かった要素はこれで、もうコンシューマー機やSteamなどに移植が望めないであろう、単品販売のゲームやフリーゲームの資産をそのまま生かすことができます。
また、やろうと思えばハンドヘルド/タブレットPCとしても生かせます。
・軽い
歴代のガチの携帯ゲーム機ほどではありませんが、ゲーミングノートを直接持ち歩くよりは間違いなくマシです。
・安い
税込み11万ちょっと。もし店頭で買えるのならばもう少し安く買えるかもしれません。
デメリット
・ゲーミングPCとして見るとスペックは厳しい
「上の方でスペックほめてなかったっけ?」とお思いかもしれませんが、
携帯ゲーム機としてはともかく、ゲーミングPCとして見ると頻繁に厳しいところが出てきます。
ALLYはオンボードグラフィックスで、物理メモリ16GBのうち4GBをGPUメモリ扱いするような仕様になっています。
このため、実際に使えるメモリスペースは12GBからシステム予約などのぶん小さくなっており、だいたい9~10GBと思ったほうがいいでしょう。
最近のゲームは極力メモリを食わない設定に変えるのは必須ですが、設定を変えるために一度ゲームの起動が必要だとどうしようもないことも。具体的に言うとオンボードグラフィックが4G持っていってる状態でさらに常駐アプリのせいでメモリの空きが12G切ってる状態で、普通のPCみたいにページファイル限界まで切り詰めてたから起動すらせずに落ちてた。
ページファイル8Gに増やす+グラフィック関係最低限にすることで今の所なんとか落ちてない pic.twitter.com/BdsDFUPCiy
— ナイラー/アルミビジョン@秋M3 F-07b (@Niler_jp) August 28, 2023
・PCとしての操作が非常に面倒
詳細は省きますが、マウス操作がスティックなどで代替されています。もちろんキーボードもありません。
この操作性が悪く、画面の内部的な大きさもあって狙ったところをクリックするのは難しいです。
(キーボード含め、タッチ操作で代替可能ですがそれでも難しいものは難しい)
Windowsの機能でデスクトップのサイズを拡大することはできますが、そうすると……
・Windows11、およびCPUとの相性問題
これはどちらかというと遊ぶゲームに内在する問題ですが、ALLYはAMD系のCPUの上でWindows11が走っています。
なのでかなり古いゲームを遊ぶと、拡大鏡機能の存在が考慮されず表示がおかしくなったり、そもそもIntelのCPU前提の開発環境で作られたせいでまともに起動しなかったりします。
特にHSPで拡張DLLを大量に使って作られたフリーソフトで起きがちで、ソフト作者じゃなければ対処できない=詰みみたいなのがかなり起きています。
・人によってはSSD容量が不安かも
内蔵512GB。microSDで嵩増しは可能です。大作ゲームを入れっぱなしにするのは難しいかも。
私はSteamのゲームと一部絶対に消さないであろうほどにやり込んだゲームのみ内蔵に入れて、あとはmicroSDに逃がす運用をしています。
・USBポートが充電兼用の1か所しかない
もちろんハブで増設は可能ですが、充電しながら使えるUSBポートってそれなりに値が張るので……
といった感じで、(これはALLYに限らず各社の携帯ゲーム機っぽいゲーミングPCすべてに言えることなんでしょうが、)やりたいことを明確にして買うか買わないか決めないと文鎮になると思います。
コスパ自体は悪くないので、その辺踏まえた上で買うなら損はしないかな、と。PR -
2022年11月26日、以前このブログで取り上げたLocal Busの20周年記念ライブ「秋風に抱かれ」が開催されました。
諸事情あって行くかどうか悩んだのですが、元々活動があまり多くないユニットでこれを見逃したら次見られるのがいつになるかわからなかったのでチケットを押さえて観に行ってきました。
このライブは20周年記念と同時に、少し前にリリースされたシングル「Unlucky」のリリース記念も兼ねており、さらにジャケットを描いた作家さんの個展とのタイアップも兼ねていたので、
個展自体は観に行けてませんがそのタイトルにひっかけて、私のライブへの行軍中の様々な「Unlucky」を記録することにしました。
あ、もちろんライブの感想もあります。 -
久しぶりにブログ見てみたらスパム溜まってる…
というわけでスパム掃除しました。
一応英語のみのコメントは規制かけているのですが、逆に言えば英語以外の言語はかけてしまうので中東圏の言語っぽいスパムであふれてしまっています。
ちょっと何かやりかたは考えます。基本コメント欄は全く使われませんが。
ちなみに特に近況は変化なしです。 -
すいません、また完全放置していました。
スパム掃除してます。
現状としてはファッキン本業に苦しめられながら諸々の進捗をひりだしている所で、
まだ公開できる動きができてないです。
もうちょっとだけお待ちを;
今年前半唯一の活動貼っておきます。
(これももう2~3か月前…) -
Twitter上で若干垂れ流してた話です。
〇まえがき
Steamで買ったDJMAX RESPECT Vをやってて、どうにも同時押しがうまくいかない、
というか特定の押し方をすると今押している以上の入力を拾ってくれなくなる?現象でイライラすることがよくありました。
大昔BMSをやってた時に「USBキーボードは入力数の制約がある」という話をぼんやりと見たことがあったので、
じゃあPS/2キーボード買うか…という発想になりました。
が。
今のPCはそもそもPS/2ポートがついておらず、その対処法が取れないのです。
何か方法はないか、と考えて思い当たったことが一つありました。
今は大ゲーミング時代。
競技向けゲーム用にあらゆるPCサプライが約1677万色に光って高性能化しています。
もしかしてワンチャンあるのでは?と思い、某ヨドバシのゲーミングコーナーに行って探してみたら、
USB接続にもかかわらずNキーロールオーバーを実現していると謳う製品がありました。
今後他のゲームをやるときのことを考えて、いっちょ人柱になってみました。
ということで、「USB接続のゲーミングキーボードで音ゲーはできるのか」
2週間ほど試してみた雑感の記事となります。
以下、手元動画とか用意できていれば各段落の文章の根拠になったのですが、
そんな設備なかったです。すいません。
一旦はタダの感想文としてお読みください。
なお、今まで使用していたキーボードはLogicoolのK120、
今回試したキーボードはHyperXのALLOY CORE RGBです。
前者は家電量販店ならどこでも売ってるやつで、後者はゲーミングキーボードとしてはかなり安めの物です。
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〇入力について
メインの問題たるこれから行きましょう。
結論だけ先に書くと、USBキーボードは基本的に6キーロールオーバーが限界です。
キーボードの入力についてはまず物理的な構造の問題があります。
詳しい話は電子回路が苦手なのでちゃんとした人にパスしますが、
キーボード上にずらっと並んでるキーの押下判定をするスイッチは回路簡略化のために何個かのグループでまとめて配線されています。
まとめてあるスイッチのうち一つでも押してしまうとそのグループは反応しなくなるイメージです。
物理的な問題なのでダメな時はPS/2接続キーボードでもダメです。
前のキーボードはゲームで使ううちの結構な量のキーが1グループにまとめられていたみたいで、キーを2つ押してしまうと追加で押しても反応がなくなってしまうので、
3つ押し以上がある譜面はもうあきらめて死ぬしかない状況でした。
これに関しては今のキーボードの導入でほぼ完全に改善されています。
もう一個の問題がUSBキーボードのドライバソフトの問題です。
Windows標準のUSBキーボードのドライバソフトはドライバソフトの都合上6キー以上の押し/放し判定をちゃんと認識できなくなります。
そして独自のドライバソフトでそれに対応しているキーボードなんてそんなにないです。
(現行量産品であったらコメントとかで教えてくれると助かります。なんせこれ書いてる当の筆者が欲しい…!)
今のキーボードもNキーロールオーバーを謳ってはいますが標準ドライバなのでこの制限は超えられていませんでした。
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〇遅延について
あらかじめ前のキーボードでStepManiaのグローバルオフセットを合わせておいて、
今のキーボードでそのままプレイしてみました。
特に遅延具合が変わったような印象はありませんでした。
おそらく標準ドライバのキーボード間だとそこまで変化はないんじゃないかと思います。
これに関してはどちらかというと音の出口のほうが大きく影響するのではないかと。
(オーディオインターフェースを通すよりRealtekドライバに直接音出す設定のほうが低遅延のような…
考察足りないのと今回のメインの話ではないので以下割愛します)
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〇その他、ゲームと関係ない細かい話
・ゲーミングキーボードである以上ピカピカ光ります。
これは仕方ない話。
・廉価なもの選んだせいだとは思いますが、光り方の制御を全部キーボードで入力しないといけません。
光具合を調整する時にショートカットみたいな入力を全部覚えていないといけないのでこれはかなり面倒。
嫌ならちゃんと高いの買いましょう。
・店頭で売っているゲーミングキーボードには101キーボード(日本語入力に対応していないキーボード)もあります。
通販だともっと増えます。
この記事を読んでるのはだいたい日本人だと思うので、
完全にゲーム専用機にするのでなければその辺ちゃんと確認してから買ってください。
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〇まとめ
Nキーロールオーバーのゲーミングキーボードがあればとりあえず同時押し関連の問題はすぐ解決できます。
同時押し数はどちらかというとUSBのドライバの機能で6キー以内に縛られてしまうので、
可能であればPS/2キーボードを選ぶか、独自ドライバを持つUSBキーボードを探しましょう(あるかわからないけど)。
結論として、同時押しが6以内で収まるゲームならUSBゲーミングキーボードでも十分遊べます。