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というわけで、10月に入ったので無職になりました。
最初はいろいろ書こうかなと思ったんだけど、しばらく名を伏せて書いても不利益を受ける可能性がある(具体的に言うと文章に書き下す行為自体を「私的制裁」と取られて不利になりたくない)ので、もう少しだけ寝かすことにします。PR -
ASUS ROG ALLY、なんか結構売れてるみたいです。おや? pic.twitter.com/GJRfTmqvOv
— ナイラー/アルミビジョン@秋M3 F-07b (@Niler_jp) July 28, 2023
私も良くない理由も含めた色々な理由で欲しくなり、先月末確保しました。
1か月ちょっと使ってみてメリット・デメリットが見えてきたので書き残しておきます。
メリット
・携帯ゲーム機として見ると負荷が高いゲームも遊べる
これはメーカー的にはあくまでゲーミングPCである、というところもあるのですが、
コンシューマー機では実質現状唯一といっていいSwitchに比べるとスペック限界がもう少し上にあるようで、
設定さえしっかりすれば2023年現在あるゲームはだいたい遊べます。
・FHDのタッチパネルがついている
物理サイズは7インチ程度ですが、かなり反応のいいタッチパネルが装備されています。
デメリットの方で後述する点もありますが、タッチパネルのおかげで想像よりは快適に操作できます。
・根本的にWindowsPCである
個人的にALLYで一番強かった要素はこれで、もうコンシューマー機やSteamなどに移植が望めないであろう、単品販売のゲームやフリーゲームの資産をそのまま生かすことができます。
また、やろうと思えばハンドヘルド/タブレットPCとしても生かせます。
・軽い
歴代のガチの携帯ゲーム機ほどではありませんが、ゲーミングノートを直接持ち歩くよりは間違いなくマシです。
・安い
税込み11万ちょっと。もし店頭で買えるのならばもう少し安く買えるかもしれません。
デメリット
・ゲーミングPCとして見るとスペックは厳しい
「上の方でスペックほめてなかったっけ?」とお思いかもしれませんが、
携帯ゲーム機としてはともかく、ゲーミングPCとして見ると頻繁に厳しいところが出てきます。
ALLYはオンボードグラフィックスで、物理メモリ16GBのうち4GBをGPUメモリ扱いするような仕様になっています。
このため、実際に使えるメモリスペースは12GBからシステム予約などのぶん小さくなっており、だいたい9~10GBと思ったほうがいいでしょう。
最近のゲームは極力メモリを食わない設定に変えるのは必須ですが、設定を変えるために一度ゲームの起動が必要だとどうしようもないことも。具体的に言うとオンボードグラフィックが4G持っていってる状態でさらに常駐アプリのせいでメモリの空きが12G切ってる状態で、普通のPCみたいにページファイル限界まで切り詰めてたから起動すらせずに落ちてた。
ページファイル8Gに増やす+グラフィック関係最低限にすることで今の所なんとか落ちてない pic.twitter.com/BdsDFUPCiy
— ナイラー/アルミビジョン@秋M3 F-07b (@Niler_jp) August 28, 2023
・PCとしての操作が非常に面倒
詳細は省きますが、マウス操作がスティックなどで代替されています。もちろんキーボードもありません。
この操作性が悪く、画面の内部的な大きさもあって狙ったところをクリックするのは難しいです。
(キーボード含め、タッチ操作で代替可能ですがそれでも難しいものは難しい)
Windowsの機能でデスクトップのサイズを拡大することはできますが、そうすると……
・Windows11、およびCPUとの相性問題
これはどちらかというと遊ぶゲームに内在する問題ですが、ALLYはAMD系のCPUの上でWindows11が走っています。
なのでかなり古いゲームを遊ぶと、拡大鏡機能の存在が考慮されず表示がおかしくなったり、そもそもIntelのCPU前提の開発環境で作られたせいでまともに起動しなかったりします。
特にHSPで拡張DLLを大量に使って作られたフリーソフトで起きがちで、ソフト作者じゃなければ対処できない=詰みみたいなのがかなり起きています。
・人によってはSSD容量が不安かも
内蔵512GB。microSDで嵩増しは可能です。大作ゲームを入れっぱなしにするのは難しいかも。
私はSteamのゲームと一部絶対に消さないであろうほどにやり込んだゲームのみ内蔵に入れて、あとはmicroSDに逃がす運用をしています。
・USBポートが充電兼用の1か所しかない
もちろんハブで増設は可能ですが、充電しながら使えるUSBポートってそれなりに値が張るので……
といった感じで、(これはALLYに限らず各社の携帯ゲーム機っぽいゲーミングPCすべてに言えることなんでしょうが、)やりたいことを明確にして買うか買わないか決めないと文鎮になると思います。
コスパ自体は悪くないので、その辺踏まえた上で買うなら損はしないかな、と。 -
8年ぶりの自由な時間だ!
昨日が現職での最終出勤日で、
書類上ではもう少し先まで在籍していることになりますが、実質退職しました。
色々思うことはあるのですが、一応まだ在籍中なので何か書くにしても完全に退職完了してからにしようと思います。
とりあえず、それなりに近しい人向けに箇条書きでご連絡をば。
・実社会及び創作活動にまつわる諸々の事情で、
少なくとも2023年末までは現住所に居続けるつもりです。
・2024年以降は……ちょっとわかりません。
実は社会復帰のこと何も考えていないので、近畿圏に居続けるかもしれないですし、
もしかすると全然違う場所に行くかもしれません。
ただし金銭面の問題で現住所は引き払うつもりです。
・2023/11以降しばらくは、結構暇になります。
私が何かできるかはわかりませんが、何かしらお力添えできることがあれば、
サイトの方のメールアドレスから連絡いただければご検討いたします。 -
そういやSNSやDiscordにかまけすぎて、こことHPの存在忘れてました。
いつまでたってもHTML1.1男。
10月のbandcamp friday、および(当選すれば)秋M3でフリー頒布予定の、
「DAW禁止コンピ(仮題)」の楽曲募集をしています。【告知】【楽曲募集のお知らせ】
10月のbandcamp fridayと #秋M3 に向けたフリーコンピ、「DAW禁止コンピ(仮題)」の楽曲募集を開始します!
その名の通り時代に逆らってDAWを縛った曲作りをするコンピです。
楽曲募集は以下フォームから!https://t.co/QBhuGOcDI5 pic.twitter.com/Fr9ZL7yn6N
— ナイラー / アルミビジョン (@Niler_jp) May 31, 2023
上記のツイート埋め込みの通り、現在のDTMで主流になってるDAWを縛った時に人はどういう曲を書くのか気になって立てたコンピ企画です。
詳細なルールはこちらをご覧ください。
なお、このコンピにおけるDAWの定義だと一部のDAWを名乗っているアプリケーションが禁止されなかったり、逆にハードウェアなのに禁止されるものがあったりしますが、そのあたりは大目に見ていただけると助かります。
締め切りは9/17(日)終日です。
あなたの力作をお待ちしています。 -
2023年2月20日。
今日、ナイラーは30歳になりました。
30年生きてみて思い返してみると、今まで私は"めでたさ"を手に入れたことがないなあ、と。
自力でモノゴトを考えて生きるということができなくて、
無意識にレールに乗った人生を生きてきて、気が付いたらレールの先にデストラップがあるのに逃げ出すことができなくなって、
走馬灯のように思い出すのが何もしてこなかったから何も得られなかったんだなあという後悔です。
いや何もやってないわけじゃないわ。無意識のうちに嫌われムーブを全力でやってた。
いつも数年単位で気づかないだけで。
まあ、生まれながらの日陰者はこういうもんです。